PayPayでは、PayPayユーザーに対する取り組みはもちろんこと、PayPayを導入している全国の加盟店を支援するための取り組みもまた、同様に重視しています。2020年4月にリリースしたのが、香港のAlipayHKおよび韓国のKakao Payとの提携により、PayPayが使用できるお店あれば(※)、AlipayHKおよびKakao Payを利用しているユーザーは、迅速かつシームレスに支払うことができるようになりました。以前から対応済みのAlipayに続く形となりました。

これらのアプリは、それぞれの国や地域で多く利用されているキャッシュレス決済システムで、この提携により、PayPayの加盟店は日本に暮らす人々だけでなく、中国、香港、韓国から日本に訪れる何百万人もの新規ユーザーを獲得するチャンスを簡単に手に入れることができます。また訪日客は、わざわざ日本円の現金を用意する必要がなくなり、日本でしか利用できない新しいアプリやアカウントを追加することもなく、いつも使っているアプリで支払うことができるようになったのです。

PayPayの加盟店でも同様に、特別な手順を踏む必要もなくいつも通りの手順でお客さまにPayPayで支払ってもらうことができます。よく、日本なのに日本円以外で支払いをしようとする方がいたり、言葉が通じなくてお会計をするのが大変だという話をPayPayの加盟店から聞くことがあります。お店のQRコードをスキャンしてもらうかユーザーのスマホに表示されたQRコードをスキャンするだけで、他の支払いと同様に簡単に支払いが完了するので、言葉が通じなくても心配ありません。

支払われた売上金は、登録されている加盟店の口座で受け取ることができます。通貨の変換処理はPayPayがすべて行うため、アプリ上の残高が中国元、香港ドル、韓国ウォンであっても、日本円での決済が可能となります。これにより、加盟店にとっても、ユーザーにとっても、換金の計算をしなくてよくなり、Alipayなどのユーザーは自国の通貨でいくらなのかを確認した上で簡単に決済できます。また、お店としても、次のお客様を待たせることなく、支払い業務を済ませることが可能となります。

日本在住の外国人コミュニティーや、新型コロナウイルス感染症の拡大が収束後、回復が期待される訪日観光客による利用を考慮すると、PayPay、Kakao Pay、Alipay(香港と中国)を合わせた新規顧客の潜在数は、とても大きなものになるでしょう。

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※Alipay、AlipayHK、Kakao Payでの支払いに対応するQRコードの利用申し込みを行い、審査に通過した加盟店のみ対象となります。