みなさまによりよくお買い物をしていただく上でカギとなるのが、近くにあるPayPayが使えるお店の情報です。一方で、多くのお店でPayPayが使えるようになるにつれ、どんどん地図の中が込み合い、使いづらくなってきています。
表示するお店の数が非常に多いほか、日本に特有の地理上の問題もまた、デジタルマップを用意する上での課題です。例えば新潟県にある小さな町中でお店を探すのと、渋谷でお店を探すのとでは全く違います。都市ではお店がビルに入っていたり、所狭しとお店が並んでいたり、あるいはランドマークから立体的に交差して重なり合う電車の線路や道路まで、複雑な地理的要素が絡み合っています。
私たちは、こうしたことを念頭に、ユーザーがPayPayアプリでもっと簡単にショッピングを楽しめるような、まったく新しいロケーション体験を創るべく、Mapboxとの連携を開始しました。
Mapboxへの移行により、情報をいつ、どのようにユーザーに見せるかが、より柔軟に選択できるようになりました。これこそがPayPayの地図機能表示おける、もっとも顕著な改良となります。カラーパレットを減らし、使用する色の種類を限定しつつ、コントラストをより鮮明にすることで、お店や近くの道路、またその他の目印が一目ですぐに探せるようになりました。
画面上の表示を整理することで、近所のエリアをスクロール/ズームしたり、あるいは他のエリアにジャンプするなどした場合のパフォーマンスを最適に保つことにも繋がります。ただし、使い勝手の良い従来のカテゴリーフィルター機能はそのまま残しています。都市部でホテルを見つけたいときでも、近くのラーメン屋さんを探しているときでも、関係のないお店をフィルターで削除し、お目当ての場所を数回タップするだけですぐに見つけることができます。
キャンペーンフィルターもそのまま使えるように残しています。特典や還元キャンペーン対象のお店を、ワンタップで絞り込んで検索することができます。現在地の2.5m圏内にあるPayPayが利用可能なお店の情報や点数、レビューなどと合わせて確認できます。
PayPayの新しいロケーション体験は、私たちの欲張りなロードマップの序章に過ぎません。ユーザーがもっと手軽に地元の素敵なお店の情報やお得な特典を入手し、どこに食事やショッピング、お出かけするか自信を持って選択するお手伝いがしたいと考えています。では、続きはまた次回!